パン屋さんやキッチンカーではLINE公式アカウントを使うとしたら、どう使う?

LINE公式アカウント

2021年の4月頃のことだったと思う。

信頼しているマーケティングの実務家兼経営者と「LINE公式アカウント」について話していた時のこと。

彼からこんな質問がありました。

「人口5~8万人くらいの街で飲食店を経営している友人がLINE公式アカウントを導入したいらしいんだけど、ウッディ(わたくし氏家のあだ名w)LINE詳しかったよね?」と。

ウッディ
ウッディ

飲食店って具体的には?

マーケターY
マーケターY

パン屋

ウッディ
ウッディ

もうすでに営業しているんだよね?これから立上げ?

マーケターY
マーケターY

すでに営業してるよ

ウッディ
ウッディ

なら、まずは既存のお客さんにLINE公式アカウントの登録を促すね。

マーケターY
マーケターY

どうやって?

ウッディ
ウッディ

そもそも、LINE公式って新規客を集めるよりも既存客にリピートしてもらうのに強いツールじゃん。
だから、レジ付近とか壁面にPOP。レシート、購入していただいたときに配布するチラシなんかにQRコードを印刷して、既存客にLINE公式に登録してもらうための導線を構築する。

マーケターY
マーケターY

うん

ウッディ
ウッディ

そんな下準備をして、登録していただいた方にクーポンとかお得情報を提供することから始めるかな。

マーケターY
マーケターY

例えば?

ウッディ
ウッディ

まずは、クーポン。
POSデータを分析すれば、何がどれだけ売れているのか、その売れている時間帯はいつなのかはわかるよね。

だから、チャットメッセージで「今月の売れ数ランキング」みたいなのを配信して、それを〇%OFFで購入できるクーポンは効果的だね。

もしくは、新商品の情報をLINE公式の登録者に配信して、それをお得に試していただくためのクーポンを配信するね。

もちろん、売れている時間帯を調べた上で、その時間に買いにこれるような時間に。

マーケターY
マーケターY

なんで?

ウッディ
ウッディ

分かってると思うけど、特に飲食店の場合、そこで飲食してもらったり、購入してもらう習慣をお客さんにつけてもらうと利益率が変わってくるじゃん?

新規客を集めるためには集客のためのコストがいるから、既存客にもう一度来店してもらうコストと比べると割高だしね。

だから、「既存のお客さんに月に〇回通ってもらう」という目的のためだよね。
つまり、習慣化してもらうための先行投資としてのクーポンよね。

マーケターY
マーケターY

いわゆる常連化曲線?

ウッディ
ウッディ

そう。
新規のお客様に知っていただくために、広告を出したり、SNSに時間と労力をかけて集客ができたとして、何度も来てもらえるかは別の話。

どんなに美味しくても、習慣になっていないから、多くの人はいつものラーメン屋や定食屋に行っちゃうんだよね。
すでに習慣になっている部分に新しい習慣をねじ込むわけだから、簡単じゃないよね。

マーケターY
マーケターY

だから、クーポンで通う理由を作って習慣化してもらうと。
でも、そんな簡単じゃないっしょ。

ウッディ
ウッディ

その通り。
LINE公式にはクーポンを配布するほかにも、ショップカード(スタンプカード)があるから、それも合わせて使いたい。

常連化するためには、短い期間に最低でも3回は来てもらいたい。

だから、最初に作るショップカード(スタンプカード)は新規客をリピート客にするための投資と割り切って、3回で貯まるようにしたい。

ウッディ
ウッディ

【1回目】
新規で来店した際に、ショップカードを作成していただく。

【2回目】
クーポン券を理由に来店していただき、確実に2つめのスタンプをためていただく。
「あと1つで貯まる」ことを印象付けるコミュニケーションをとる。

【3回目】
「あと1回で特典を受けられるという誘因」もしくは「クーポン発行の合わせ技」で3回目の来店を促す。

【4回目】
ショップカードが貯まり、それを利用するために来ていただく。

ウッディ
ウッディ

こんな感じで、お客様に自分の店に通ってもらうための習慣を作り出していく。

マーケターY
マーケターY

なるほど

ウッディ
ウッディ

これまでは、ホームページやSNSやブログなんかで情報発信をしても、そこにアクセスしてもらったり、偶然目にしないと情報は届けられなかった。

けど、LINE公式はこちらのタイミングで情報提供することが比較的容易になった。
しかも、その情報は相手のスマホの待機画面に表示される。
「〇〇さんから、△△というメッセージがあります」って形で。

マーケターY
マーケターY

プル型WEBメディアとプッシュ型WEBメディアの違いやね。

ウッディ
ウッディ

そういうこと。
あと、俺がいつもLINE公式の話をするときに、どうしても言いたくなることがあんだよね。

LINE公式にタイムライン機能ってのがあるの知ってる?

マーケターY
マーケターY

あんまり使わないけどね。

ウッディ
ウッディ

そう。
まだ、あまり認知されていない機能なんだけどね。

あれが今後すげー武器になると見てるんだよね。

タイムラインって簡易ブログみたいに記事を書けるんだけど、LINEもSNSの一種だからさ、「いいねボタン」があるんだよね。

マーケターY
マーケターY

あるね。
スマイルマークの。

ウッディ
ウッディ

あれを押すとさ、自分の友達のタイムラインに「氏家がこの投稿を気に入っています。」みたいな感じで紹介されるのよ。

マーケターY
マーケターY

Facebookのいいねと同じような感じね。

ウッディ
ウッディ

そう。
これの何がすごいと思っているかというとさ。
FacebookとかTwitterとか拡散力のあるSNSは、フォローしていたとしても、
たいして知らない人の「いいね」も反映されるじゃん。

マーケターY
マーケターY

そうだね。
FacebookやTwitterは会ったことのない人や、付き合いでフォローしている人もいるからね。

ウッディ
ウッディ

でもLINEって個人間の距離が近くて、狭い範囲でのSNSだから、自分の身内とか仲の良い友達、仕事仲間とかが連絡先に登録されてるよね。
それって、マーケティング的な視点で見るとセグメントが切られているに等しいと思うわけ。

マーケターY
マーケターY

なるほどね

マーケターY
マーケターY

しかも、LINEの連絡先の友達の9割くらいは物理的にも近くに住んでない?
家族だったり、いつも遊ぶ友だちだったり。

つまり、そのサービスを「いいね」した人と近くに住んでいるから、相手方も「商圏内」にいる人物である確率が高い。

マーケターY
マーケターY

それは面白いね。
つまり、仲の良い人間が「いいよ」って言っている商品・サービスが、それに手の届く範囲の人に口コミされるわけだ。
しかも、親しい間柄ということは、年代も、年収もそれほど離れていない。
自社の商品やサービスを気に入ってくれた人と近しい属性の人に情報が届くというわけか。

ウッディ
ウッディ

さすが!
そういう事!!

加えて言うとさ、仲の良い人とLINEで繋がってるわけだから「お前が美味いって言ってるパン屋だけどさ、どこにあんの?」とか「俺も気になってたんだけど、何がオススメ?」なんて感じで、情報の確からしさをさらに追いかけられるわけよ。

これって、すごくない?

マーケターY
マーケターY

あ~。
ウッディが興奮してる理由がよく分かった。
こりゃ、すごいわ。

マーケターY
マーケターY

小さな商圏で商売をしていても、どれくらいの人がLINE公式に登録してくれていて、その人たちが月に〇回来店してくれて、平均△円使ってくれる…という計算を立てて仕事を進めていけるのは、経営の安定性がまるで違うね。

マーケターY
マーケターY

そうなんよ。
「どれだけの売上を必要としているのか」から逆算して、何をどれだけ行動していったら良いのかが明確になるわけだからね。

これまでデータを収集してなくても、最初は「常連さんは月に〇回来店するから、LINEの登録者は○人必要」という感覚的な仮説から、活動しながら正確なデータに置き換えていけばいいしね。

マーケターY
マーケターY

たんなるマーケティングツールじゃなくて、経営にも関わってくるわけだ。

マーケターY
マーケターY

そういうこと!

そういう、理解早すぎるとこ好き(笑)


それと、LINE公式はコミュニケーションツールってことを忘れずに使ってほしいかな。

マーケターY
マーケターY

というと?

マーケターY
マーケターY

LINEって、さっきも言ったように仲の良い人とコミュニケーションをとる道具なわけじゃん。


だから、そこに商売っ気あふれたメッセージがたくさんくると、聖域を犯されたようで不快感があるのよ。

俺の場合(笑)

マーケターY
マーケターY

だから、メッセージを送るときは、「買って!買って!!」って感じではなくて、登録してくれたお客様には、自分の大切な家族とか友だちに接するように、嘘のない本当に良いと思う情報を届けてほしい。

マーケターY
マーケターY

さっきのパン屋さんならさ、「〇〇パンは11時焼き上がりだから、11時に来店すると焼きたてGETできるよ!」とか。
自社都合じゃなくて、お客様にとってお得で欲しい情報を届けるようにしてほしい。

マーケターY
マーケターY

そうすると、「このアカウントに登録し続けることは自分にとってメリットがある」と思ってもらえる。

マーケターY
マーケターY

逆に週に5回くらい、興味の薄い商品の「お買い得商品のお知らせ」みたいな内容が届くとブロックしちゃうよね。ウザくて。

マーケターY
マーケターY

なるほどね。
ありがとう。
パン屋の友達に情報提供しておくわ。

マーケターY
マーケターY

それと、キッチンカーを始める友だちもいるんだけど、キッチンカーの場合は、今聞いた話以外でどんなメリットを提供できる?

マーケターY
マーケターY

そうだね、今話した内容もそのまま使えるけど、キッチンカーの場合はそれに加えて面白い使い方ができると思うよ。

マーケターY
マーケターY

初回登録時にアンケートに協力していただいて、回答率を上げるためにクーポンをプレゼントすんの。

で、そのアンケートで何を聞くかというと、住んでる地域名ね。

マーケターY
マーケターY

ほう

マーケターY
マーケターY

キッチンカーは色んな所に行って商売するよね。
そこで、購入いただいたお客様にLINE登録をしていただく仕組みを、店舗同様に構築しておく。
登録していただいたお客様に自動応答機能を使ってアンケートを配信して、地域名を聞く。

マーケターY
マーケターY

そうして、LINE公式アカウントにお友だち登録してくださったお客様に地域名をタグづけしておく。

そして、その地域に行って商売する前日とか当日の朝なんかに、「その地域に住んでいるお客様」とか、「その周辺地域のお客様」に対してのみ、タグで母集団から必要とする集団を切り取って、チャットメッセージで、「今日、(地域名)で営業します」って情報提供するわけ。

マーケターY
マーケターY

もちろん、オススメ商品とか魅力的なメッセージ内容を考えてね。

マーケターY
マーケターY

SNSとかホームページでお知らせしていても、見てもらえないと伝わらないわけでさ。
それが、相手のスマホに届けたいタイミングで直接情報を届けられるんだから、効果は期待できるよね。

マーケターY
マーケターY

たしかに。
SNSとかホームページで告知しても、熱狂的なファンでもなければ、見た日に自分の近所に来てなければ行かないし忘れるね。

マーケターY
マーケターY

そうなんだよね。
だから、キッチンカーとかパン屋さんとか相性の良い業種の人たちは、特にやらないともったいないよね。

マーケターY
マーケターY

新型コロナで感じたことだけど、外食の回数は格段に減ったし、しばらく行っていないお店のことは記憶から薄れるし、残念ながら別の習慣に取って代わられるよね。

マーケターY
マーケターY

そして、そのまま足が遠のく可能性は高い。

マーケターY
マーケターY

だから、自分からお客様に働きかけることのできるツールを手にしておくことは大切だと思うんだよね。

マーケターY
マーケターY

ありがとう。
キッチンカーの友達にも情報提供しておくわ。

だいたい、こんな感じでした。

LINE公式アカウントは、無料で使える・作れるツール(使う規模が大きくなると有料になります)ですが、機能は非常に豊富にあります。

自由度が高く、ここであげたパン屋さんやキッチンカーに限らず、テイクアウト専門店など飲食店全般やエステや理美容院、整体院やマッサージ店の自動予約、スポーツジムや習い事など色んな分野で活用できます。

単なる道具としてでも使えるし、ビジネス全体を改善するツールにもできます。

このツールに可能性を感じたら、「こんな感じで使いたい」とか「自社ではどんな使い方ができますか」など、お気軽にお問い合わせください。

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