地域おこし協力隊 高田由美さんの5月の活動

ゴールデンウィークのワークショップ

5月3日から5日にかけて、高田さんは「もくもくハウス」でバターナイフとキーホルダー作りのワークショップを開催しました。このワークショップは、地元の杉間伐材を使った木工芸品づくりを通じて、登米市の伝統とぬくもりを参加者に伝える良い機会となったそうです。

 ワークショップの様子と参加者の反応

バターナイフとキーホルダーのワークショップは、特にキーホルダー作りが大盛況となってそうです。子どもたちも多く参加し、絵や文字を描いて、家族と一緒に作業する姿はとても微笑ましいものとなりました。完成した作品は、お友達同士で交換したり、遠くの家族やお母さんへのプレゼントとしても活用されるようです。また、バターナイフ作りでは、参加者の方が熱心に紙やすりで形を整えている姿に、高田さん自身も「見習わなければ」と感じたそうです。

天気の良い日はテラスでワークショップが行われ、参加者や来店された方々から温かい声をいただいたそうで、高田さんの励みになったようです。連日開催されたワークショップには多くの方が足を運び、可愛いキーホルダーがたくさん完成しました。

「市民参加の新たな森林づくり」植樹祭

5月25日には、令和7年度「市民参加の新たな森林(もり)づくり」植樹祭が開催され、高田さんも参加しました。参加者は約150名。もくもくランドに集合し、バスで植樹祭会場へ移動。

集合時は小雨が降っていましたが、開会式の頃には雨もやみ、ほっと一安心。津山森林組合の方から植樹のレクチャーを受け、青いビニール紐で目印をつけた場所にカラマツを植樹しました。目印をつけておくことで、雑草が伸びた時に下刈りの際に苗木を見分けやすくする工夫がされていました。

植樹後は、もくもくランドにてマスクド軍団によるパフォーマンスと木工ワークショップが開催され、参加者全員が楽しい時間を過ごしました。

植樹祭の意義と今後の展望

植樹祭への参加は、土砂災害の軽減や二酸化炭素の吸収、地域の景観向上、地域活性化など、さまざまなメリットをもたらします。高田さんは「植樹をし、木工品を作り、使うことも大事だと思うので、これからも木工芸支援員として木工製品を作れるように尽力したい」と気持ちを新たにしたようです。

また、登米市は人口減少や高齢化といった課題も抱えていますが、高田さんのような新しい風が地域に入ることで、活気が生まれています。「杉矢羽木工芸品のファンをもっと増やして、登米市の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と、高田さんは今後の活動にも意欲を見せています。

まとめ

5月は、ワークショップや植樹祭を通じて、登米市の伝統工芸と自然環境の魅力を多くの人に伝える充実した月となりました。地域の方々との交流や協働が、登米市の新しい魅力を生み出しています。今後の高田さんの活躍にも期待が高まります。

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