地域おこし協力隊 松浦秀平さんの6月の活動

地域おこし協力隊活動支援業務

作業瞑想と学びの6月

今月は、研修先の津山木工センターでの作業がメインだったという松浦さん。
担当したのは、矢羽集成材を使った「トメ加工」という作業。

「トメる」とは、ふたつの板材を斜めにカットし、直角につなぎ合わせる技術。
まるでパズルのようにピタッとはまったときの気持ち良さは格別だそうです!

特に今回扱った矢羽集成材は角が欠けやすいため、指先の感覚で押さえる力を微調整しながらの作業で、集中しすぎて気がついたら…1,800回超の「トメ」!

終わった頃には、心地よい疲れとともに、頭がスッキリして“作業瞑想”の境地だったとか。

難しい!広葉樹ビジネス講座に参加

6月6日には、みやぎ森林・林業未来創造カレッジの「広葉樹ビジネス講座Ⅱ(第1回)」に参加。
この研修では、木製器に絵付けを体験!

平面では思い描けたはずのアイデアが、曲面になるとまったく思い通りにいかず…。繊細な線を描こうと、指先がプルプル震えるほどの緊張感だったようです。

それでも、何とか形になった作品たち。
現在は塗装待ちで、次回の研修で完成品と再会するのが今から楽しみとのこと。

2025年の折り返しに、作業場を整える

ふと気がつけば、2025年も折り返し地点。
気持ちを新たにするべく、作業の合間を活用してプチ大掃除を行ったそうです。

松浦さんが担当したのは、矢羽集成材の保管コーナー。
整理整頓を進めていく中で、「この素材、こんなにバリエーションがあるんだ!」という驚きがあったようです。

多種多様な矢羽集成材が並ぶ作業場。
必要なものをすぐ取り出せる環境を整えて、これからの後半戦もスムーズに作業が進められるよう準備万端。

振り返ってみれば、6月は作業に集中し、技術に挑戦し、環境を整える、そんな一か月。
何気ない作業の中にも学びと気づきがあり、手を動かすことで心も整う、そんな感覚を再確認しているようです。

これから迎える夏本番。
「熱中症に気をつけながら、引き続き丁寧なものづくりに励んでいきます!」と気合十分です。

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