地域おこし協力隊 松浦秀平さんの8月の活動

地域おこし協力隊活動支援業務

登米市を駆け回る、松浦さんの8月

今回は、登米市地域おこし協力隊の松浦さんの8月の活動についてご紹介します。連日の猛暑にも負けず、地域に深く関わりながら精力的に活動する松浦さんの様子から、そのパワフルさが伝わってきました。

夏の風物詩に欠かせない存在へ

登米市登米町に古くから伝わる【とよま盆踊り大会】は、作詞者も作曲者も不明という、なんともミステリアスな伝統文化!
松浦さんは、今年もこの盆踊りを支える「大太鼓見習い」として、練習会から参加されていたそうです。

年代も職業もさまざまなメンバーが一体となり、練習を重ねるごとに太鼓の音に力強さが増していく様子は、まさにチームワークの賜物だと感じます。8月2日の大会当日も、その力強い太鼓の音が、盆踊りの参加者や観客を大いに盛り上げたことでしょう。松浦さんが地域の夏の風物詩に欠かせない存在になっていることを、改めて実感しました。


みやぎ森林・林業未来創造カレッジに参加

大衡村の家具屋『木響』さんで行われた家具加工実習に参加し、スギとアカマツを使った飾り棚を製作されていました。

木材の研磨から組み立てまで、想像以上に本格的な作業だったようですが、完成した作品はとても素敵です。作業の合間には、人懐っこい柴犬「かぼちゃ丸」との触れ合いも楽しんだとか。木工と動物との交流で、心身ともにリフレッシュできたのではないでしょうか。


願いを込めて振る、打出の木槌

9月のお祭りに向けた準備も、すでに始まっています。松浦さんは【登米秋まつり】で町内を練り歩く山車の花飾りづくりをお手伝いされているそうです。

木槌と専用の道具を使い、和紙を花びらの形に一枚ずつ丁寧にくり抜いていく作業。昨年はなんと約25,000個もの花が山車を彩ったとのことで、その気が遠くなるような作業に頭が下がります。

昨年の秋まつりはあいにくの雨だったため、今年は天気に恵まれて山車が巡行できることを願って、一つひとつの花を丁寧に製作されている松浦さん。その想いが天に届くことを願うばかりです。


来月も、松浦さんの様々な活動をご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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