木工修行とワークショップ大盛況!
登米市地域おこし協力隊・木工芸支援員として活動されている高田由美さんの9月の活動レポートをお届けします!8月に続き、9月も精力的に活動されていましたよ!
高田さんの、地域や伝統工芸に対する熱い想いと、前向きなチャレンジ精神はいつも私たちに元気をくれます。
1.木工技術の探求!恐る恐るの「轆轤の刃物作り」に挑戦
9月に入ってすぐ、高田さんは新たな技術習得に挑戦!


なんと、2週間にわたり、市内工人の工房で轆轤(ろくろ)の研修を受けられたそうです。轆轤は、伝統工芸品を生み出す上で非常に重要な技術の一つで、高田さんの真剣さが伝わってきます。
研修の初日は、いきなり「轆轤の刃物作り」!
初めてのグラインダーを使った作業に「火花が散るので怖いなぁ」と感じたそうですが、そんな不安も忘れて夢中で作業に没頭されたとのこと。やはり、高田さんの集中力と探求心は素晴らしいですね。不慣れな作業も、「頑張って作る!」と前向きに取り組む姿勢に、頭が下がります。
2.長沼フートピア公園キャンプ場での木工ワークショップが大盛況!
私が個人的に注目していた9月の活動は、長沼フートピア公園トヨテツの丘公園キャンプ場で開催された木工ワークショップです。






残念ながら14日(日)は雨で中止となってしまいましたが、13日、15日の2日間は無事に開催され、大盛況だったようです!












特に最終日の15日は天候に恵まれ、高田さんも「晴れてほっとしました」と安堵されていました。キャンプ場はご家族連れで大賑わい、「ワークショップ会場からみた風車に感動」されたというエピソードも素敵です。
ワークショップを通じて伝えたかったこと
高田さんがワークショップで大切にされているのは、「自分で使うものを自分で作る」楽しさや、物に対する愛着です。
「小枝の鉛筆づくり」では、参加された皆さんに機械の操作を体験していただき、鉛筆の芯を入れる穴開けをされました。中には初めての操作で緊張された方もいたそうですが、「身近にある材料」を使って簡単にできることを伝え、「自分の家の庭の小枝や思い出の木を使ったりして、思い出して作って頂けると嬉しい」というお考えのようです。
高田さんの活動は、「作る事」の楽しさや、物を「大切に使う」心を育む、貴重な機会になっていると感じます。
参加された皆さんの笑顔が目に浮かびますね!そして、10月もこの長沼フートピア公園でのワークショップ開催を予定されているとのこと。楽しみです!
※雨天中止なので、高田さんのInstagramで最新情報をご確認くださいね。

高田さんの活動は、着実に登米市の伝統工芸を未来につなぐ大きな力になっています。技術の修行もワークショップも、本当に一生懸命取り組まれていて、私たちも学ぶことばかりです!
これからも高田さんのチャレンジを応援していきましょう!
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