LINEスマートフォンの中に入っていますよね
LINE株式会社さんが提供しているLINEというアプリ・・・知っているどころか、スマホに入っていて使っていますよね。
無料でメッセージのやり取りができたり、通話(ビデオ通話)が出来るので、すごく便利ですよね。
他にも、マンガ、音楽、ゲーム、決済の方法など、たくさんのサービスを提供してくれています。
今では、すっかり日常に溶け込んだインフラのようなサービスになっていますね。
そんなLINEですが、ホームページがなかったり、ホームページを上手く使いこなせていない来店型店舗(飲食店、喫茶店、理容室、整体、エステなど)で使うと集客も期待できるって知っていましたか?
もしかしたら、聞いたことがあるかもしれません。
「LINE公式アカウント」というサービス名の、お店に行くと「LINEお友達登録してね!」的なPOPが置いてある、例のあれです。
この記事では、とりあえず難しいことは置いておいて「実際どんなことができるのよ?」ということをご紹介していきたいと思います。
LINE公式アカウントってどんなことができる?
LINE公式アカウントというのは、企業や店舗が独自のアカウントを作って、お客さんに情報を直接届けることのできるサービスです。
それができることで、うちのお店にはどんなメリットがあるの?
ちょっと考えてみましょう。
最近、小売店などで「LINEお友達登録で〇〇プレゼント」「LINEお友達登録で5%OFF」というチラシやPOPを見たことありませんか?
実はあれ、「LINE公式アカウント」に登録してもらうための手段なんです。
何でそんなことするのか?
「お客さんに情報を直接届けることのできるサービス」←まさに、ここがポイントなんです。
狙ったタイミングで情報を届けることが出来る
普段、お客さんに広告を出そうと思ったらどんな手段でお知らせをしていますか?
よくある手段であれば、新聞広告、フリーペーパー、ポスティング、ラジオ、TVなどで、興味の有無に関わらず拡散しますよね。
デジタルであれば、だいぶ精度が上がり、年齢、性別、地域、学歴、年収、興味の有無などで対象を絞って広告をだすことができます。
デジタルの広告でも、これまでの広告の方法から比べてだいぶ精度の高い広告手法です。
ただ、「LINE公式アカウント」に友だち登録してもらった方にメッセージを送るということを想像してみるとどうでしょう?
登録している時点で、あなたのお店やサービスに対して、「もうこれっきり!」とは思っていないのではないでしょうか?
「次も使うだろう」・「また来るだろう」と思って登録している可能性が高いですよね。
そんな相手に「自分のタイミングでメッセージを送ることが出来る」ということを考えたら、これまでの広告と違うという事を感じませんか?
例えば、喫茶店
今日は雨なので客足が鈍い。
そんな時に、LINEで「雨の日クーポン(今日来ていただけた方は5%OFF)」と既存客にメッセージを届けることが出来ます。
例えば、食堂。
「今日のランチ」を写真付きで、11時45分頃に既存客のスマホへ直接送り届けることが出来ます。
これって、すごくないですか?
利用者の多さと認知度
次は、LINEの認知度です。
月間の利用者数が8,400万人以上で、毎日使っている人は86%ほど。
よく分からない企業独自のアプリをスマホに入れるのは、心理的なハードルを越えなければなりません。
でも、「すでにスマホに入っているLINEで友だち登録をする」というのは、すでに経験のある人が多いので心理的ハードルがとても低いのです。
加えて、新たにアプリの使い方を覚える苦労もなく、使い慣れているものを使えるというのは、お客さん目線で考えたとき導入しやすいですよね。
既存客だけではなく、新規のお客さんの集客にも役立つ
さきほど、既存のお客さんに自分の好きなタイミングでメッセージを送ることが出来ることをお伝えしました。
「じゃあ、新規のお客さんをどう集めたら良いの?」と考えた経営者や店長さん…流石です。
既存のお客さんにアクションを起こせても、新規のお客さんを集めることが出来ないのであれば、集客ツールとして物足りないですよね。
もちろん、天下のLINEさんはそんな勿体ないことはしません。
LINE公式アカウントで新規のお客さんを集める手法はいくつもあるのですが、今回はその内のひとつをご紹介します。
公式LINEアカウントを1つでも登録している方は、ちょっとご自身のスマホを見てみてください。
画面の右上に、ノートのようなアイコンありませんか?
この真ん中のアイコンです。
これは「タイムライン」とよばれる機能を使うためのボタンです。
このタイムライン、SNSでいうところの「記事の投稿」のような機能なんです。
FacebookやTwitterなどのSNSを使ったことがあることがある方はイメージしやすいと思います。
SNSで「いいね!」ボタンや「♡」ボタンを押すと、自分の友だちに「〇〇さんがいいねしました」というような表示がでますよね。
LINEってメッセージをやり取りするだけのアプリだと思っていらっしゃる方が多いのですが、実はSNSなんですよね。
新規のお客さんにアクションを起こすための方法
①LINE公式アカウントのタイムラインで自社のサービスや新商品の記事を既存のお客さんに向けて書きます。
②それを既存のお客さんが読んで、いいな~と思い「スマイルマーク」や「シェア」をします。
(左端がスマイルマーク、右端がシェアボタンです)
③すると、自分のLINEで繋がっている友だちに紹介されます。
これって、すごくないですか?
自分のお店やサービスを知らない方のスマホに、「あなたのお店やサービスの情報」が友だちがシェアしている情報として届くんですよ。
Facebookなどの記事の「いいね!」と違うのは、感情だけの「いいね!」ではなくて、リアルの友だちが利用したうえで「いいね」をしているという事です。
なんせ「友だち登録」しているということは、その店の利用者の可能性が非常に高いので。
いやー。
頭のいい人の考える仕組みはすごいですね。
これを知って、使わないという選択ありますか?
仕組みを作るまでは、プロの手を借りるか、自力で時間をかけて勉強して作るかですが、どちらにせよすごいですよね。
来店型の店舗では、今後当然の施策として広がっていくでしょうね。
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